お知らせ
2025.06.30
【治療可能に!】猫のFIPを早期発見・早期治療する3つのポイント
FIP(猫伝染性腹膜炎)とは?
FIPは猫コロナウイルスが突然変異して発症する重篤な感染症です。⚠️
以前は「治らない病気」とされていましたが、近年の治療薬の登場で希望が広がっています。
発症型は2タイプ
- 💧 ウェットタイプ:腹水や胸水がたまる
- 🧠 ドライタイプ:神経症状や眼の異常が出やすい
FIPは「治療可能な病気」へ
最新の抗ウイルス薬(ウイルスの増殖を抑える新しい飲み薬)により、治る可能性(回復率)が大きく伸びています。✨
当院では国内外の学術データをもとに、最適な投与量・期間を個別設計しています。
早期発見・早期治療3つのポイント
POINT 1 | 症状に気づく
- 🍚 食欲低下・元気消失
- 💦 お腹や胸がふくらむ
- 🐾 ふらつき・けいれん・瞳の濁り
POINT 2 | 正確な診断
- 血液検査(蛋白分画・AG比 等)
- エコー/レントゲンで腹水・胸水を確認
- 必要に応じて遺伝子検査(RT-PCR)
POINT 3 | 計画的な治療
- 薬剤投与:症状・体重に合わせ毎日投与(8〜12週間が目安)
- モニタリング:週1〜2回の血液チェックで副作用を早期発見
- 生活サポート:食事管理・ストレス軽減で免疫を維持
北央どうぶつ病院のサポートメニュー
サービス | 内容 | こんな方におすすめ |
---|---|---|
FIP総合診断 | 血液・画像・遺伝子検査で正確診断 | 症状がはっきりしないが不安な方 |
個別治療プラン | 抗ウイルス薬の用量・期間をオーダーメイド設計 | ウェット/ドライ型いずれにも対応 |
副作用モニタリング | 定期血液検査+画像検査で安全性を確保 | 治療中の体調変化が心配な方 |
飼い主サポート | LINE相談・お薬スケジュール表で不安を軽減 | 毎日の投薬管理をサポートしてほしい方 |
飼い主さまへ3つのお願い
- 小さな変化でも早めに受診を
- 治療開始後は決められた投薬を継続
- 定期検査で経過を一緒に見守りましょう
私たち獣医師・スタッフも全力でサポートしますので、お気軽にご相談ください。
ご来院の流れ
- 予約:電話またはWEBで「FIP相談希望」とお伝えください
まとめ
かつて“不治の病”と呼ばれたFIPは、早期発見×最新治療で回復が望める時代になりました。
「お腹が膨れる」「元気がない」など、気になる症状があればすぐにご相談ください。
北央どうぶつ病院は最新の知見と実績で、あなたと愛猫の未来を守ります。