お知らせ
2025.05.02
🦟フィラリア予防、5月スタートがベストな理由
🦟フィラリア予防、5月スタートがベストな理由
北海道の春、ワンちゃんを守る「小さな一歩」
「フィラリアって北海道にもいるの?」
「うちの子、フィラリアの予防って必要?」
「北海道って寒いし、蚊もあんまり見かけないから大丈夫じゃないの?」
そんな声をときどき耳にします。
でも実は、北海道でもフィラリア症の感染例は確認されており、毎年予防をしている飼い主さんがたくさんいます。
フィラリア症とは?
フィラリア症は、蚊を媒介にして体内に侵入した「犬糸状虫(けんしじょうちゅう)」という寄生虫が、心臓や肺の血管に寄生してしまう怖い病気です。
🩺 主な症状
・咳をする
・呼吸が荒くなる
・運動を嫌がる
・重症化すると命に関わることも…
そして厄介なのは、感染しても初期はほとんど症状が出ないこと。
「元気そうに見えても、実は感染していた」なんてこともあります。
予防のベストシーズンは【5月下旬〜10月下旬】
北海道では、蚊が活動し始めるのが5月下旬ころ。
フィラリアは「蚊に刺されたタイミング」で感染が始まるため、5月のスタートがとても重要です。
✅ 予防薬は毎月1回、蚊がいなくなったあとも1ヶ月続けるのが基本
→ 北央どうぶつ病院では【5月〜10月の6ヶ月間】の予防を推奨しています。
フィラリアと一緒に、エキノコックスの予防も
北海道ではフィラリアに加えて、エキノコックス症(寄生虫による感染症)も認められています。
そのため当院では、フィラリア予防に加えて、エキノコックスにも効果のあるお薬を併用またはご提案することができます。
「一緒に予防したい」「今後の生活環境にあわせて選びたい」など、お気軽にご相談ください。
予防薬には3つのタイプがあります
わんちゃんの性格やライフスタイルに合わせて、予防法を選べます。
- チュアブル型:おやつのように食べられる。好き嫌いが分かれる子も。
- スポットタイプ:首の後ろに垂らすタイプ。投薬が苦手な子におすすめ。
➡ ご希望があれば、その場で獣医師が適した方法をご提案します。
当院での予防の流れ
初めての方や、昨年お薬を飲んでいなかった方には、まず血液検査が必要です。
検査で「フィラリアに感染していないこと」を確認してから、予防薬を処方します。
- ご予約(WEBから可能)
- ご来院・問診
- フィラリア検査(採血)
- お薬の処方・投与の説明
よくあるご質問
Q:昨年は予防しなかったけど、今年からでも大丈夫?
A:はい、大丈夫です。ただし必ず血液検査をしてから投薬します。
Q:かかりつけの病院があるけど、フィラリアだけ北央どうぶつ病院でもいい?
A:もちろん大歓迎です。予防だけでも、気軽にご相談ください。
Q:ワクチンや爪切りも一緒にできますか?
A:はい、同日にまとめて対応可能です。ご予約の際にお知らせください。
ご予約について
当院では通常の診察と同じ【WEB予約フォーム】からご予約可能です。
オプション診療メニューでご選択ください。
📅 ご予約はこちら
まとめ:あなたの一歩で、大切な家族を守れます
フィラリア予防は、「症状が出てから」では手遅れになることもある病気です。
でも、今この時期に、1回の検査と数ヶ月の投薬で防げる病気でもあります。
「北央どうぶつ病院は初めて…」という方でも、安心してご来院ください。
春のこのタイミングを逃さず、しっかり予防をはじめましょう!